退職36日目

11分で簡単にできるダンスというのを２日連続でして普段使わない太ももなどの筋肉を使い、下半身が筋肉痛ってこともあったのかもしれないが今日は特にこれをやりたいとかいうやる気が起きなかった。今週木曜日に東京へ旧友に会いに遊びに行くのだが、それが少し億劫、さらには昨日国民年金の通知が届き、それゆえできるだけお金を使いたくないという思いも合間ってか外へ出る気にならなかった。そうなるとメイクするのも着替えるのもだるくなった。彼氏が帰宅し、顔には出さないが幻滅するのを想像し上のパジャマだけは着替えとくかー、とトレーナーに着替えた。

春の日差しが注ぎ込まれる中、ベッドに寝転び、自慰に耽った。美しい人々のSEXをおかずに、すっぴん髪ボサボサのままイクのはひどいもんだと呆れて、思わずうーーーんとうなってしまう。でももう罪悪感なんて感じない。このだらしない感じが、あと数週間でなくなるのかと思うとむしろいっぱいやっとこうと前向きになる始末である。おかげで私は膀胱炎一歩手前で頻尿だ。

昨日炊いておいた余りの筍ご飯を食べながら、永遠に僕のものという映画を見た。美少年が死んだ目をして虚空を眺めているサムネに惹かれた。美少年がなんの罪悪感もなく犯罪しまくる映画。なんか洒落た映像にパンクロックの音楽が流れたりしてカッコよく撮ってるけど、やってることは厨二病みたいだし、痛いなーって思った。美少年使うならもっと萩尾望都の漫画のような映画作品が見たかった。

そして、することもないし二本目みるか。と、選んだのがチェンジリング。失踪事件に纏わる警察の汚職のサスペンス映画だった。事件とか、精神科病棟とか、汚職を扱う映画は面白くないはずがない。実話にしてはエグすぎる内容で、恐ろしかった。クズが上に立つとろくなことない。

迫り来る就職。

人生100年時代、お金を稼いで貯めないといけないのは分かっている。次は、働いて上手い酒飲むというのを目標に、上手い酒のために働くんだとなるべくポジティブに考えているけど、社会人には絶対に春休みってもんが必要だと思う。

だけど嗚呼、私は主婦になりたい。そして毎日映画を見まくりたい。